角川文庫
平成26年8月25日 初版発行
令和5年9月10日 16版発行
角川文庫
平成26年8月25日 初版発行
令和5年8月25日 17版発行
西暦2112年。人間の心理・性格的傾向を数値化し、犯罪係数が上昇すると《潜在犯》として捕えられるようになった世界。
そして、それを実現させた【シビュラシステム】。
それを維持するために集められた刑事たち-潜在犯でありながら捜査の前線に立つ猟犬《執行官》と、キャリアであり執行官の手綱を握る《監視官》。
そういった世界観の中で起こる犯罪と捜査を描いたアニメのノベライズである。
アニメも3期まであり、映画も2本上映され、番外編も3作造られた。
元々アニメのファンであったが、ノベライズが気になって読了した。
この作品は、アニメ1期を描いたものであり、様々な人物の内面が垣間見える追加シーンも描かれており良く出来た作品なのだが、やはりアニメの方が面白い。
元々アニメオリジナルの作品であるので、新鮮に観られたし、その物語の世界に飲み込まれてしまった。