『密室狂乱時代の殺人 絶海の孤島と七つのトリック』
鴨崎暖炉
文庫書き下ろし
2022年12月20日 第1刷発行
日本有数の富豪にしてミステリーマニア・大冨ヶ原蒼大依が主催する、孤島での『密室トリックゲーム』に招待された高校生の葛白香澄は、変人揃いの参加者たちとともに本物の密室殺人事件に巻き込まれてしまう。そこには偶然、密室黄金時代の端緒を開いた事件の被告と、元裁判官も居合わせていた。果たして彼らは、繰り返される不可能犯罪の謎を解き明かし、生きて島を出ることができるのか?!
『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』の続編である。
今回もまた密室ずくしの作品であり、文章もラノベ系で読みやすい作品である。
その密室のトリックが……あ、いや、これ以上は説明しない。
とにかく、密室好きには、たまらなく面白い作品である。